こんにちは。KOOです。
本日は、HL バンドについて解説します。
HL バンドをマスターしてテクニカル分析でバイナリー オプションを攻略しましょう!
目次
テクニカル分析の HL バンドでバイナリー オプションを攻略
まずは HL バンドが何なのかを知ろう!
HL バンドとは?
HL バンドは、別名「ハイロー バンド」とも呼ばれています。
トレンド系に分類されるテクニカル指標の一つです。
チャート上には、過去の一定期間の高値 (H バンド) と安値 (L バンド) を表示する 2 本のラインと、その中間線となるラインの 3 本のラインで表示されます。

3 本のラインは何を意味するの?
中間線は現在のトレンド、H バンドが抵抗線、L バンドを支持線と考えます。
抵抗線は「レジスタンス ライン」とも呼ばれ、過去に上昇中だった値が止まった箇所を結んだ線のことで、簡単に説明するとローソク足の高値同士を結んだトレンド ラインになります。
反対に、支持線は「サポート ライン」と呼ばれ、過去に下降中だった値が止まった箇所を結んだ線となります。
安値同士を結んだトレンド ラインということです。
過去一定期間の高値と安値を表示させる期間は、自分で設定することができ、10 日または 20 日で表示させて利用するのが一般的な利用方法です。
H バンド・L バンドとローソク足のクロスを狙って攻略!
買い時のサインはどうすればわかるの?
まず、結果から書くと「ローソク足の陽線が H バンドを超えたとき (接近したとき)」「ローソク足の陰線が L バンドを超えたとき (接近したとき)」がサインです。

なぜ、ローソク足が HL バンドを超えると買い時となるのかというと、現在の値が過去の高値・安値を更新すると、トレンドが反転する傾向にあるからです。
HL バンドは、過去の高値・安値を結んだ線で、上昇中・下降中だった値が停まった場所でもあるので、この反転のタイミングを計るのに最適となります。
これをバイナリー オプションの High・Low 型 (ハイロー型) に利用します。
High・Low 型 (ハイロー型) で HL バンドを使ってみよう!
サインを見つけたら順張り逆張りどちらを狙えばいい?
HL バンドを利用する場合は、逆張りでトレンドの反転を狙うのがセオリーです。
例を上げて説明すると、現在の上昇トレンド中の値動きの場合、陽線のローソク足が H バンドのラインを超えたら、ここから反転して値が下落すると予想して逆張りで Low を買います。
反対に陰線のローソク足が、L バンドのラインを超えたら、値が上昇すると判断して逆張りで High を買います。
購入時は取引終了時間に注意!
ただし、取引終了時間には充分注意しましょう。
過去の高値・安値を更新するほどの値動きですから、それだけ勢いをもった強いトレンドということになります。
もし、取引終了時間の間際だった場合は、その動きが終了まで続く可能性もあることを頭に入れておきましょう。
逆張りを狙う場合は、反転後に値が動ききるだけの時間を考えておくことが大切です。
HL バンドと相性のよいテクニカル指標
テクニカル指標の中には、相場が強気か弱気かを測定する「バランス・オブ・パワー (Balance of Power)」というものがあります。
このバランス・オブ・パワーは、トレンドが継続するのか、あるいは反転するのかを見極めるのに非常に役に立ちます。
バランス・オブ・パワーの見方

陽線が 1.0 に近づくと反転の兆しが強くなり、反対に陰線が -1.0 に近づくと反転の兆しが強くなります。
このバランス オブ パワーを利用すれば、上昇トレンドの天井と下降トレンドの底を見極めることができるので、HL バンドと併用すれば購入時のサインを見つける判断材料として役に立ってくれます。
HL バンドを使ったバイナリー オプションでの必勝攻略手法としては経済指標発表時などでよく現れる大きな相場の動きが発生した時に使います。
一方向への伸びが続くかどうかが分かるのでダブルアップ機能のあるバイナリー オプション業者を利用していれば、利益を倍にできるチャンスとなります。
高い?低い?二者択一の HL バンドで売買サインを見る
<買いのサイン>
1. H バンドを上に通り抜けたとき (順張り)
2. M バンドを下から上に通り抜けたとき (順張り)
3. L バンドに上から触れたとき (逆張り)
4. M バンドに上から触れたとき (逆張り)
<売りのサイン>
1. L バンドを下に通り抜けたとき (順張り)
2. M バンドを上から下に通り抜けたとき (順張り)
3. H バンドに下から触れたとき (逆張り)
4. M バンドに下から触れたとき (逆張り)

HL バンドの使い方
ここで順張りとは、相場の流れに乗って取引を行う考え方です。
このとき、これまでの相場の値動きの方向が既に反転した (トレンドの開始時) とみなします。
反対に逆張りとは、相場の流れに逆らって取引を行う考え方です。
この場合は、これまでの相場の値動きの方向が今から反転する (トレンドの終了時) とみなします。
HL バンドの幅が狭い時は、値動きが横ばいになっているレンジ相場の状態になっています。
このとき、高値と安値の差が付きにくいことから、HL バンドにおいての予想の信頼性が著しく低下しやすいです。
反対に幅が広い時は、明確に高値と安値の差が付くため、HL バンドにおいて予想がしやすい状態になっています。
注意点
HL バンドは値動きの勢いに左右されるため、値動きの勢いを測るための他のテクニカル指標と併用することをおすすめします。