こんにちは!
ブログ管理人のKOOと申します。
本日はタイトルにもある通り
「EA運用における5つのテクニック」
についてお伝えしたいと思います!
EAを運用されたことがある方なら過去に
一度はロスカを経験しているのではないでしょうか?
ロスカとは一言でご説明すると
運用資金が0になってしまうことです。
私が長年の検証でたどり着いたEAとの向き合い方、
運用におけるポイントについていくつかご紹介させていただきます。
無料EAの詐欺に騙されない為のポイント3選
はこちらからご覧いただけます。
◆はじめに
EAは完全放置でも勝手にお金が増えるもの
と思われている方がいるかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。
あくまでもEAの取り扱いは完全放置ではなく
アドバイス的に取り扱うものと私は捉えてます。
そもそもEAとは予め設定したルールにそって
自動で取引してくれるという便利なものです。
後からルール(ロジック)を変更をすることは出来ず
せいぜい初回エントリー時のロット数などをパラメーターで変更できるくらいです。
また、EAには大きく分けると2種類あり
「ナンピン型」と「損切り型」というものです。
私は5年前から何十種類ものEAを扱いましたが
ナンピン系のEAについては数ヶ月で溶ける、損切りタイプのEAで毎年安定的に増えるものはほぼ皆無という現実があります。
えっ!!じゃあEAを使う意味はないのでは?
という疑問が返ってきそうですが、そうとも考えておりません。
なぜなら、EAは私たちの感情を入れずに機械的に取引を行ってくれることで裁量より利益を出すこともありますし、寝ている間でさえも取引を行ってくれることから、時間効率を高めることができる為です。
前置きが長くなりましたが何が言いたいかといいますと、EAは完全放置で運用するのではなくうまく取り扱ってあげましょうということです。
では実際にEAを運用する際、どういったときにシステムOFFすれば良いのかをピックアップしていきたいと思います。
①重要な経済指標時に止める
まず、経済指標とは各国の政府や中央銀行が
発表している統計データのことを指します。
その国の経済や景気を数値化したもので
経済動向を知る上での大切なバロメーターと言えます。
相場に与える影響は強く、結果次第では
大きな値動き(相場が荒れる状況)に繋がります。
そのため経済指標の発表時には細心の注意が必要です。
私がいつも参考にしているのは
「羊飼いFX」さんの提供しているアプリです。
※AppStoreもしくはPlayストアにて「羊飼い FX」と検索してみて下さい。
こちらは指標関連をまとめているアプリの中でも
非常に見やすく、使いやすいのでオススメです!
また、私が必ず止めている経済指標は
「雇用統計」と「FOMC」になります。
こちらは羊飼いFXさんのアプリ画面になりますが
22:30に雇用統計の指標があり、指標ランクの項目を見てみると「SSランク」であることがわかります。
次に雇用統計の時間は分かったけど
具体的に何時に止めるかという疑問が生まれますが
私はロンドン市場が開かれる16時または17時までには止めるよう意識しています。
この理由は、ヨーロッパ勢が中心となり取引が活発になる時間帯ですし「織り込み済み」といい、雇用統計があることを投資家達が織り込んで取引をする為、22:30を待たずして相場が動くことがあるからです。
また雇用統計やFOMCに限らず、「SSランク」「Sランク」の指標がある際は、システムをOFFにするかロットを小さくして運用することを意識しています。
特にナンピン型のEAを運用される場合は
これだけでもロスカのリスクがグッと抑えられる為、今すぐ取り入れることを推奨します!
②相場が激しいときに止める
XAUUSD(ゴールド)はUSDJPY(ドル円)
の「逆相関の関係」にあると一般的に言われています。
つまり、ドル円が大きく動けば
ゴールドも大きく動く可能性があるということです。
また、値動きが必ずしも同時に動くわけではなく
ドル円が大きく動いた後に、ゴールドが遅れて大きく動く現象も頻繁に見受けられます。
そこでドル円に限らず、為替相場が大きく動いた際は指標に限らず危険をより早く察知して、システムをOFFするというやり方です。
では、何を基準にすればよいか、最もわかりやすいのが実際の値動きを見て判断することです。
こちらの写真より赤枠は全て1000ポイント、つまり100pips(1円)以上前日比から動いたことがわかります。
※こちらの写真は「iClickFXneo+」というアプリのスクショですが、新規ダウンロードを終了しておりますので、代わりに「GMOクリック FXneo」というアプリをご利用下さい。
相場を毎日見ていればわかるのですが
大体一日に動く値動きは平均値というものがあり、この数値を見ただけで相場を見なくても値動きが激しい・異常な相場ということがわかります。
そこで、1つのルールとして
100pips(1円)以上、為替相場が動いていることを確認したら、そこでは無理してEAを動かさずシステムOFFにする
というのも非常に有効的だと考えています。
③取引量が薄くなりやすい日は止める
取引量が薄くなっている相場では
機関投資家のちょっとした売買等だけで相場が大きく動くことがあります。
具体的には、
ゴールデンウイーク、年末年始、お盆などです。
また、海外の市場が休場明けのときも要注意!
「休むも相場」という言葉がある通り、この時は一切取引をしないほうが無難かもしれません。
年末年始やGWはEAの運用を控えましょう
という言葉がよく見受けられるのはこういった背景があるからです。
取引量が薄いと相場はあまり動かず、EAを運用してもリスクだけが上がって良いことはありませんのでオススメできません。
④VIX指数(恐怖指数)20以上で止める
恐怖指数(VIX指数)とは、
投資家の心理状態を数値で表したもののことです。
「Volatility Index」(ボラティリティ・インデックス)の略で、恐怖指数とも呼ばれています。
VIX指数については深堀すると説明が長くなるので
ここでは説明を割愛しますが、気になる方は是非ご自身で調べてみてください!
上級者向けとはなりますが、ここまで意識できればEAでロスカしてしまうといった事故を未然に防ぐことができるかと思います。
⑤リスクを理解し余剰資金で運用する
最後はテクニックというより心構え的な
ことになりますが、実はこれが一番重要です。
投資にリスクはつきものであることを
しっかりと理解していただく必要がございます。
FXは比較的簡単にお金を増やせる反面
それなりのリスクが存在するものでもあります。
そんなの知ってるよ!
と言われてしまいそうですが、中には使ってはいけないお金で運用したり、借金してまでFXでお金を増やそうとする人がいます。
これは他の投資などにも言えることですが
投資をギャンブルと一緒に考えてはいけません。
その考え方を捨てられない限り
いつまでも経ってもFXで稼ぐことができません。
たまたま、資金が倍になったからといって
倍になった資金をそのまま運用した結果、ロスカしてしまった、、、なんてこともよく耳にします。
元金が回収できたら利益分はよけておき
利益分だけで運用するよう心がけましょう。
また、使ってはいけないお金や借金をせず
余剰資金のみで運用するように徹底しましょう!
◆さいごに
ここまでいかがだったでしょうか?
・EAは完全放置で運用するものではなく状況に応じてシステムOFFすべきである。
・また、リスクをしっかりと理解した上で余剰資金で運用することが重要である。
この2点を覚えていただくだけでも十分です。
私も昔は何度もEAでロスカを経験して
完全放置で勝てるEAを探した時期もありましたが、そうではなくEAはアドバイス的に扱うもの。
そう意識してからはほとんど負けなしです。
質の良いEAを選んで使うのも重要ですが
結局はEAを運用する人次第なので、同じ過ちを繰り返さない為にも上記5点のポイントを抑えて運用していきましょう!
ちなみに、私が現在愛用しているEAは
こちらでご紹介してますのでご参考ください。
ご不明点やご質問がございましたら
下記LINEまでお気軽にご連絡下さい!
最後までご覧いただきありがとうございます!